▶災害対策 いざという時に!

『災害』それは、かつてより身近になっています。

あちこちで起きてしまった地震。起きるといわれながら後回しになっている、南海トラフ地震。そして、異常?気象による災害。

 

かつては避難の際、犬猫をはじめとした動物は連れていけませんでした。

それが被災者をどれだけ、幾重にも苦しめたか。他国からの非難を浴びて尚、その体制は長い間変わりませんでした。

 

東日本大震災において、置き去りにされた家庭動物や家畜、地域の生き物が少しづつ取り上げられ、ようやくペット対策「同行避難」が注目されるようになってきました。

 

ただ、動物を好きでない人、アレルギーの問題など実現には今だに高いハードルがあり、スムーズには行かないようです。

  

「人の命より動物が大切?」と問われるとどうしても引け目を感じてしまうでしょう。

でも彼らと共にあることは、助かったのち最も基礎となる、「生きる意欲」に直結する大切なこと。不本意な選択で傷ついた心は時として、生きる力をうばってしまうことも珍しくありませんね。

そしてその感情は個人差があるもの。動物に対する思いの度合いとともに、決して他人が決められるものではないのです。

 

動物とともに暮らす人、暮らしていない人、好きではない人、それぞれに折り合える方法を用意しておくことが大切です。

飼い主や地域ぐるみでの、普段からの準備がそれを可能にします。

まわりを気にする日本人ならではの「引け目」を感じなくていいように、しっかり準備、理解をしておきたいですね。 


 

▶普段からの準備

動物達は家族・人しか守れません!災害時は一緒に避難!そのためには、普段から準備・習慣づけることが大切です。

 2~4週間分の、餌・水・ペットシーツを準備 (支援は人優先の為、多めに)

迷子札・マイクロチップ装着 (猫の首輪は安全のため外れやすくなっています。マイクロチップがおすすめ)

キャリー、ケージ、リードに慣れさせる。 (普段から食事・排泄・遊びに使う)

ケージ覆い布 (落ち着かせるため必須)

避難ルート、避難先の確認 (車での飼育も考慮)

近隣・避難先となる親類知人との連携

*災害時は、理由の分からない動物にとってとてつもない恐怖。いつもより、病気や事故が起こりやすくなります。

*普段から習慣づけることで、ストレスは減ります。

*避難所は、アレルギーの問題や、犬猫が不安定になるなど難しいこともあります。車や知人宅など避難を想定して用意しましょう。


 

▶避難先優先順位

高齢、子供、動物などを考慮した避難のおすすめ優先順位

1 疎開

・親戚知人がいる。

・生活基盤が確保されている

・交通手段が確保できる

・安心(短期だけでも)

・情報、感染症その他の面でもっとも安心。   

 

 


<注意点>

普段から家族間の打ち合わせが必須。

全員ではなく、家族の一部だけでも効果的。

災害の影響が少なく比較的近い150~200km地域が目安

理想

 

 

2 車(ワンボックス推奨)

・救援、情報とも避難所近くにおり登録することで対象となる

・狭いがプライバシーが守られる

・感染症のリスク軽減

・動物可

 (狭いキャリーではなくケージを用意することが大切) 


<注意点>

普段からの準備が必須。

動物用、ケージ・トイレ・エサ・水などを持ち出せるよう用意。

(動物の救援は後回しになるので自分で確保)

ケージで遊ばせるなど普段から慣らしておく。

家族間の打ち合わせ要。

現実的最適

 

 

3 自宅

・危険度の見極めが必要

(継続使用、見通しなども合わせて専門家の判断も必要)

・救援が届きにくい

・情報が得られにくい

・プライバシーは確保できる

・動物可(状況により) 

 


<注意点>

あくまでも、状況による。

普段からの準備や、家の構造・弱点などを知っておく。

動物用、ケージ・トイレ・エサ・水などを備蓄しておく。

(動物の救援は後回しになるので自分で確保)

危ない場所に置かない。

 

家族間の打ち合わせ要。

 

 

4 避難所

・救援物資や情報が届きやすい(人間のみ、動物は後回しなので自分で用意)

・狭い、プライバシーなし

・感染症などのリスクが高い

  (人、動物とも)

・他者とのトラブル

・動物は不可または、別の場所に集められる


<注意点>

集団ストレスや動物に関する感覚の違いで摩擦が起きやすい。アレルギーの問題。

人がいる場所にはほとんど入れられず、別の場所に集められるため、ストレスが高く、ケンかや感染症の危険も大きい。

不向き