迷子のご相談

 家の子が行方不明になったら

<犬> 保健所・警察届。

    移動が速いので、迅速・広範囲に声掛け

 ・チラシ作成、広範囲に配る(コンビニなどにも)

 ・ネット配信

 ・犬は比較的発見されやすいですが、盗難の可能性もあるのでスピード重視で対応します。

 

<猫> 保健所・警察届。

    狭い範囲に隠れていることが多く、近隣中心に声掛け

・チラシ作成、近隣に声掛けポストイン

(伝えておくことで、追い払われて遠ざかってしまう、物置に閉じ込められるなどのリスクを避けられます)

・出ていった窓や、入り口を少し開け、少し中に匂いが届きやすいウエットフードや唐揚げなどを置いておきます。(ほかの猫がいる場合はケージに入れておく)

・数日は警戒して出てこないことが多いのであきらめず、衰弱と移動を防ぐためエサを置いておく。

・猫は建物伝いに移動しやすく、沿って探してみる。

・エサが減っているようならケージ内にエサを入れるてみる。

・見つけたら追わずにエサで誘導、ケージなどを使用します。

・ネット配信。

 

*まずは迷子にならないよう、日頃の注意と工夫を!!

 春先は一気に猫の迷子が増えます。また、猫を車に乗せて連れて歩くのはタブーです。


 迷子の犬猫を見つけたら

・保健所・警察に届け。(届けても自宅で保護することができます)
・保護した場所近辺に声を掛ける、チラシを配る。(猫は比較的行動範囲が狭いので有効です)コンビニや地域紙などに依頼してみましょう。
・当会でも、ネット配信など飼い主探しのお手伝いができます。
・状態によっては、受診。(猫の場合必須)
・飼い主が見つからなかったら、里親探し。(保健所では一定期間が必要)
(責任の持てる人を選出するように気を付けます)

 

 


 保護した場合の応急処置

・ケガや、衰弱の様子を確認し受診。(とくに猫必須)

 脱水に注意。(目が落ちくぼんでいる、背中の皮をつまんでもすぐ戻らない場合は脱水の可能性)
・保温(加温)、水分、糖分の補給。(牛乳不可。下痢を起こし衰弱してしまいます)
・子猫や衰弱猫は、夏でも加温が必要。横にした段ボールにフリースなどを敷き、ペットボトル湯たんぽであたためます。

 (ペットボトルは口の白いものが、耐熱用です。熱めのお湯を入れたらタオルで2重にくるみ、両端をゴムで留めます。寄りかかれる大きさの500mlが適しています。)

 ・ダンボールを上向きにせず、横にすることで、暖気が上から逃げなくなり、隠れることもできます。

 空いている側にもタオルなどをかけてあげましょう。

・段ボール、ケージは毛布やシーツなどですっぽり覆い風を入れないで。

 保温だけでなく、落ち着かせるために大切なポイントです。
・すぐに人肌に温めた砂糖湯をスポイトなどで飲ませます。砂糖湯は応急処置です。子猫用ミルクを手配しましょう。

 衰弱した大人猫にも有効です。
・水濡れ放置厳禁。乾いたタオルでしっかり拭いて、温めます。
・犬は、リードなどでしっかり固定。周りが見えすぎない囲った場所、人の気配のあるところで落ち着かせる。

 落ち着くまで数日は、散歩、シャンプーは控えましょう。

 

・医師に相談の上、適切に処置して下さい。