☆キラキラの クリスマス☆
宗教にこだわりが薄い感じの日本。
その中でクリスマスが定着してるのはなぜなんでしょう・・・
宗教って意識している人、少ないのかな？
かといって、日本人には祈る気持ちや感謝がないのかといえばそれも違う気がします。
一粒のお米にも7人の神様がいて、トイレにも(*'▽')
人の形をした個人を崇拝するのではなく、自然のいろんなものをちょこっとづつありがたがったり。
そして、藁にもすがりたい思いのことがあります。
命がかかった時。
「道端で保護される子は自然では生きられない弱い子、それを助けるって過剰では？」
という意見もあります。
一部では事実でしょう。でもすべてではありませんね。
私たちが出会えるのは、全体のごくごく一部。
温かい家庭に迎えられなかった大多数が朽ち果てるように亡くなっていく猫の世界で、奇跡の出会い「縁」のあった子だけ。
「縁」神様か、偶然か・・・どっちでもいいんですが、そこに必死に生きる命があることに変わりありませんね。
彼らはあきらめません。
ゆえに残酷でもあります。
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2歳になったノア君。
生後1か月未満で大勢の兄弟と一緒に保護されました。
すっきり風邪が治らず、慢性蓄膿に。
彼らにとって、匂いが無いのは致命的。
食欲がわかず、弱ってしまいます。
外の子、多くの子が涙と鼻水を出していることが多いですね。
寒さに弱い猫、それだけでも生きるのが難しい・・・。
ノア君は、先週旅立ちました。
とにかく甘えん坊の飛び切りかわいい子でした。
黄疸、貧血、臓器が弱りカリカリに痩せていきましたが、呼びかけには声が出なくなっても口をあけて答えていました。
最後の最後の瞬間まで。
できたのは、ここにいるよ、となで続けることだけ。
見ているしかないのは、想像を超えたつらさです。
いつまでもその光景は忘れることができませんから。
でも、これ以上どうしようもない、と感じたら、
私たちはとにかく、「安心」を最優先にしたい！
できるだけ痛みや苦しみを取りたい！
それには、慣れた温かくやわらかい環境、慣れた落ち着いた声、そして、そっとなで続けます。
ご飯が飲み込めるうちは、ペーストを指ですくってほほの内側に入れたり、ぬるま湯をシリンジで与えたり。
もちろん誤嚥に気を付けながら。
なにも受け付けなくなったら、乾いてしまう舌を湿らせるだけでも。
寄り添う・・・それだけです。
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命はたくましいものです。
でも、その何倍も何十倍も 脆く 儚い ものでもあります。
猫たちは、若いうちにたくさん出産し、短命で亡くなる。
総数は多いのでたくましく見えますが、生き延びるのはごくわずか。
個別にはとても弱い生き物なんです。
個々に向き合う私たちにとって、一瞬の油断も許されないほど繊細な対応・・・それでも、救えないことがたくさん。
その都度落ち込んで涙を流し、それでも立ち止まれない！
待っている子がいっぱい。
「教訓にして皆さんに伝える」
それが役割かな、と思っています！！
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お話をいただいたとき、譲渡の際、そういった経験から、最善の組み合わせや、注意ポイントの説明、をさせていただいています。
うるさい、めんどくさい、と言われることもありますが、命の現場にいる身にとって、これは最も大切なこと。
譲渡後もご相談を受けているのは、場合によって対応が違うから。
「飼ったことあるから」と全く耳を貸してもらえないこともあります。
でも、一人で経験できることはごくわずか。
知恵を持ち寄って相談しあいましょう！
それが大切だといつも感じています。
里親さんとのコミュニケーション！
私たちが最も大切にしたいことです。
メールなど文章だけではなかなか伝わりにくく、誤解も生じやすいので、内容については、電話や面会でお話させていただいています。
お気軽にご相談くださいね。
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☆キラキラ 大きな目のノア、ずっと忘れないよ☆
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