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☆§☆ ナナ ハチ物語 ☆§☆

324日の出会いから、トライアル期間を経て、

今日、正式な家族になった、ナナとハチ。

 

昨年9月、まだ目も開ききらない状態で、道端に捨てられていたところを保護してくれたのは、移動販売店さん。

 

そのころ、もふっこひだでは難しい乳飲み子や、衰弱した子でいっぱい。

そこで情報をつないでくれた男性が一大決心!!

養育を引き受けてくれたんです☆

 

慣れない子育てを頑張ってくれて、3週間あまり。

 

ようやく離乳食が始まるころ、私たちのところにやってきました。

 

つきっきりで受けた愛情は、不遇なこの姉妹をとても優しくてフレンドリーな子に成長させていました。

 

活発だけれど甘えん坊で、誰とでも仲良し。

 

譲渡会で、そんな彼女たちを見つけてくれたのは、小学生の姉妹。

「かわいい・・・

ケージの前から離れずにいてくれました。

 

ナナ・ハチが、無邪気でいられるのは、一緒にいられるから。

親がいない環境でずっと支え合ってきたんです。

 

猫は生後2週~67週くらいまで愛着を形成する期間があります。

その時にかかわりあったものはすんなり受け入れるんですね。

逆にその期間を一人ぼっちで過ごすと、仲間や他のものととうまくやっていくことが苦手になります。

 

最初、1匹でのお迎えを考えておられた里親さん。

でも、いろいろ考えて2匹でのお迎えを検討してくださいました。

 

そして、トライアル。

そこで見た姿・・・

じゃれ合い、慰め合い、くっついて眠る。

一緒にいるからこそみられる愛らしさは、見ている方もほっこり(*^-^*)

安心感が広がりますね💛

 

こうして彼女たちは、素敵なご家族の一員になりました(*^^*)

 

 見つけて、それを手にする勇気を出してくれた移動販売店主さん。

 乳飲み子育てを引き受けてくれた男性。

 譲渡会の協力をしてくれているショップさん。

 そして、迎えてくれたご家族。

 

手のひらよりも小さな命が幸せになるために、

たくさんの人の真心と行動がありました。

 

どれ一つが欠けても彼女たちはこの世にいません。

 

いっぱいの愛情を受けて優しく育ったナナ・ハチ。

これからは、その優しさをご家族に分けてくれることでしょう💛💛

 

「新しい家族として、三女四女として、大切に育てます!」

の言葉をいただいて、もう涙涙θθ

「フツツカものですが、末永く・・・」

なんて、お嫁に出した親の気持ち!!

 

たくさんの思いを乗せて!

 

絶対幸せになれますね(^^