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☆山並兄弟 2週間たちました☆

 

 

ボロボロ、極限で保護された

男の子2匹、女の子2匹。

中でも、牡丹と名付けられた女の子は、立ち上がることさえできず、翌朝が迎えらえるか??

という厳しい状態でした。

からっぽになって時間が経ってしまった胃腸は、食べ物が入っても簡単に対応できず、弱っていくばかりの兄弟・・・

 

そんな緊迫した状況で、さらに3日経って、もう一匹が保護されました。

 

それこそ、もう言葉にならない状態・・・

 

山並のようにたくましくと願いを込めてつけられた名前、

最期の1匹、「高尾」くん。

一時、兄弟に囲まれて、過ごしたものの、そのペラペラになって冷え切った体は、手厚い看護をするために、隔離するしかありませんでした。

 

寝ずの看病・・・

保液、マッサージ、保温、あらゆる手を尽くして・・・

 

でも、どうしても救うことができませんでした。

 

猫、個体はとても弱い生き物です。

一度でも風邪をひいて鼻が詰まったら食べ物が分かりません。

寒さにあったらひとたまりもありません。

親からはぐれたらもちろん無理です。

それでもなお数を維持するのは、出産頭数が多いから。

それなら、淘汰されて当たり前?

 

そう考える前に、一度生まれた命が、どれほど懸命に生きようとするか、

その姿を目の当りにし、その重さがわが身に沁みたら・・・

亡くなって当たり前の命・・・なんて発想はできませんね。

 

彼らが生きるには、現代社会はあまりにも変化しすぎました。

避妊しましょ!!

人が変えてしまった社会は、人が救うこともセットで考えなきゃ

 

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高尾から『ふっ』っと命の灯が消えた瞬間、

ミルクさえまともにのどを通らなかった、牡丹に

『??』

明らかに生気が宿るのが見えた!!

 

看病していたメンバーには、白い何かしらが移っていったように感じられたそうです。

 

「高尾が牡丹に命をくれた!!」

間違いなくそう感じた・・・

そしてようやく、全く目が開かなかった伊吹も、開けられるようになった!

 

最後の最後まで、見つけてあげられなくてごめんね。

独りぼっちにしてごめんね。

それなのに、兄弟を救ってくれてありがとう!

牡丹は高尾と一緒に幸せになります♡

 

優しい命をありがとう