「明日保護に伺います」
そういった翌朝・・・次々入る大雨情報💦
出発するころには、「雨量によって通行止めの恐れ」
との情報が(´;ω;`)ウッ…
今年増えている、下呂市からの依頼。
お母さんは避妊手術をしてご依頼者さんのお世話になり、子猫は里親さん探しのために保護の予定でした。
仕方なく延期にしたとたん通行止め!
胸をなでおろしたものの、子猫は日々成長して人なれが難しくなってしまいます。
気をもんでいたところ、国道の崩壊、う回路も危うい・・・
またまた未曽有の災害となってしまいました。
回復の見込みは立たず、とにかく子猫の保護だけでも!!
ということで、う回路経由、通常の倍の時間をかけて決行!(^^)!
子どもを守りたいおかあニャン。
ちょっと先にケージで待機してもらい・・・
警戒心の強い子猫たちの保護にかかりました!!
何度も行けない事情から、粘ってなんとか4匹全てを保護。
暖かく成長を見守ってくださっていたご夫婦に見送られ、やってきました。
女の子 ⇒ てまり、すず、こころ
男の子 ⇒ さすけ
生後3カ月ほど。
まずは、人間は優しいよ
って思ってもらえるように、頑張りますね\(^o^)/
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ほぼ毎日、保護依頼があります。
でも、もふっこひだは個人が集まったグループです。
保護猫シェルターもすでに満杯。
あとは、個人宅の預かり!
全てをお受けすることは不可能です。
そこで、保護の基準を設けています。
・そのままでは命の危険があるとき。
・努力や工夫を尽くしても、やむを得ない事情があるとき。
というものです。
保護をした場合、なにがあっても放棄することはできません。
*里親さんが見つからないとき(見つかるのはほんの一部です)
は、15年以上の生涯を個人が引き受けることになります。
*持病があったら高額な医療費(時には手術)と、看護が必要です。
*乳飲み子や、衰弱、ケガの場合も、昼夜を問わない対応と医療費、適切なエサが欠かせません。
*感染症があったら、隔離をして飼育するスペースや施設が必要で、それは生涯続きます。
これらは、一日も休むことなく続いていくのです。
そして、膨大な費用と人手。
どんなに受け入れたくても無理なのです。
私たちができることは、知恵を絞って協力しながらやっています。
でも、皆さんのご協力が必要です。
愛情と居場所は頑張ります!
が、費用は助けてください。
保護をお受けするにあたり、一部ですがご協力をお願いしております。
「猫がいて迷惑しているのに、なんで費用まで? それならいいです!」
と叱られることも少なくありません。
それでも丸投げでは無理なんです。
猫は古くから地域に居て当たり前の生き物です。
人の周りで、納屋や縁の下などで、小動物を獲って暮らしていました。
その恩恵を人間は受けていたはずです。だからそのように進化したのです。
ただ、現代では不要になってしまった。
居場所と食べ物を奪われ、彼らは放浪し、ゴミを漁るようになったがゆえに、目立つようになりました。
増えるのが迷惑ならば、避妊をしましょう。
素手で捕まえられないならば、お手伝いします。
手段が分からなければ、一緒に考えます。
共に生きる命、人もまた、地面を共有している一つの生き物に過ぎない・・・謙虚になりたいものですね。