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別荘地から救われた子猫"とっぺくん"

とっぺ♂(2021.5生まれ/6ヶ月)


もともとは母猫、兄弟たちと暮らしていた子。
依頼者さんがこの家族を見つけたのは春、まだ子猫たちは母猫のお乳を飲んでいたそうです。
そんな家族を、餌をあげつつ見守ってくださっていた依頼者さん。

しかし過酷な外の世界。
ある日子猫が一匹来なくなってしまった…。そしてまた一匹…。
最後には母猫も来なくなってしまい、残ったのは子猫一匹だけ。

それまで警戒心が強くて、寄ってくることはなかった子猫。
しかし母猫、兄弟がいなくなってしまい、寂しい思いをしていたのでしょう。
まだ甘えたい年頃だった子猫は、依頼者さんに突然ゴロゴロと甘えだすように!
まるでお家の子のようにゴロニャンになったそうです。

しかし今度は依頼者さんがこの冬、遠い地元へ帰ることに。
寒い寒い飛騨の冬。
このままひとりぼっちにさせては冬を越すことができない。
何とか新しい場所を見つけることはできないだろうか…。
そんな経緯で、もふっこひだにやってきました。


依頼者さんのことは大好きで、お膝に入ってゴロゴロふみふみ😍
肩に乗って甘えることもあったそうです!
ですが知らない人が来るとピューっと逃げてしまう…。
そんな性格のため、甘えん坊だけどちょっと心配されていた依頼者さん。

しかし、そんな心配もなんのその!
カッツェでは、お世話メンバーの誰にでも甘えん坊な可愛らしい子💕
全然人見知りしませんでした!

生後半年のわんぱくっ子です!
カッツェへ来て間もないので、まだケージで様子見中ですが、面会は可能です😊
会ってみたい方はぜひもふ☆カッツェへお越しくださいね!
もしオープン日以外の日をご希望の方は、調整しますので一度お問い合わせください🙏

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”とっぺ”とは飛騨弁で 豆腐のこと。
行方不明になってしまった おかあにゃんは豆腐が大好きで、愛をこめて”とっぺ”と呼んでいたそうです。
それが、唯一の忘れ形見の彼にそのままつけられました。
**** とっぺちゃんが保護されたのは、高山市郊外の別荘地 ****
冬場は誰もいなくなり、雪に閉ざされてしまう厳しい場所です。
夏場は往来があるものの、がっつりコミュニティーがあるわけではない・・・
こういう場所は、とても捨て猫が多いんです!!
避暑の方を当てにしてなのか、絶対に戻ってこられない山の中、でも人がいるから罪悪感が薄れる?
猫は、人里で一番弱いネズミやカエルなどをとることはできても、山の中では食べられてしまう存在です。
決して山では生きていけない、それが「イエネコ」と呼ばれる種類の猫たち、人の周りで生きるよう進化しています!
人を頼って現れる捨て猫たちが絶えない別荘地。毎年必ず保護依頼があります。
一昨年には、誰もいなくなった初冬、閉鎖した土産物屋の前に、人が来ると駆け寄ってくる猫のうわさがありました。
やせ細った彼は、虫もカエルもいなくなった寒い時期、誰かが訪れるのをずっと待ち続けていたんです。
幸い心ある方が里親さんになってくれましたが、それは奇跡中の奇跡!!
ほとんどの子が人を待ち続けながら、飢えと寒さに、野生動物の餌食となって亡くなっている・・・
山の中に猫はいません!自分でやってくることもありません!
力を持っている人間、行いを正すべきですね!!
愛護動物を殺傷した場合
5年以下の懲役または500万円以下の罰金
遺棄・虐待した場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金
野生動物も許可なくして駆除などはできない
周知されてこその法律です!少しでも広まりますように!!