2年前の8月、フラフラで今にも倒れそうになっていたところを保護された黒サビの”クロ”
すでに13歳になっていました。
ご飯をあげていた方に懐いて、避妊手術もしてもらってたクロ。
山すそのそのお宅周辺では、サルに襲われることもあったそう💦
サルの握力はすごい!
猫の足など簡単に・・・・
このままでは危険!!
でも、おうちには入れてもらえず・・・
やってきたクロおばあちゃん、検査の結果エイズ陽性。
発症はしていないものの、年齢的にも要注意。
エイズは感染症ですが、直接体液が触れるようなケンカなどをしなければ、同じ空間で暮らしても大丈夫。
クロおばあちゃん、達観してる(*^▽^*)
ほかの子たちとはかかわらず、ケンカもせず、空気のように静か💛
近くにいてもいなくても、何も変わらない。
ただ、人にだけは超甘えん坊!
今年の2月、悪化してきた口内炎のため、たくさんの歯を抜きました。
その後、ケアをしながら復活!
また元気に暮らしています(^^♪
時々、口内炎が起きたら注射で抑え、その間にたくさん食べて体力をつける。
エイズキャリアでも15歳、まだまだ元気!!
エイズ陽性がわかると、どうしよう💦
と慌ててしまいますが、環境が良ければ特に問題なく過ごせます。
エイズそのものを治すことはできません。
ただ、いろんな病気が出た場合治りにくいので、早めに気づいて処置をしてあげる、という対処療法。
決して終わりでもなければ、大問題でもありません。
幸せに天寿を全うすることも十分あります。
今は調べられるからこそ、かえって不安も大きくなりがちですが、その子もかけがえのないニャン生をもっています。
精一杯幸せに過ごせるように配慮することは、ほかの子と変わりませんね☆
外の世界に長くいると、どうしても感染確率は高くなります。
また、母子感染もあるのでそこは何とも・・・
運命ごと受け入れたら、長くても短くても幸せな一生を送らせてあげることができます。
クロおばあちゃんをつなげてくれた依頼者さん、ずっと気にかけてくれています!
愛情をもらった分だけ、まだまだ先は長いですね!(^^)!