2月の末に行政からつながった女性。
3年前に亡くなったご親族、空き家になっている住居を整えようとしたところ、猫が出入りしていることが発覚。
どうしたらいいかとのご相談でした。
亡き住人は猫を大切にしておられたそう。
でもご親族は他県に住んでいるため実態はほとんどご存じない状態でした。
その地域、猫が増えているお宅があって、近隣で相談、手術して戻す「TNR」が行われたと聞いていました。
TNR…私たちも推進していて確かに猫が増えるのを抑止できます。
ただ、「継続した餌やり」「トイレ管理」「居場所の提供」がセットでないと後々問題が起きるのです。
餌やりさんが健在ならいいのですが、多くが高齢者さん。
途中で継続できなくなる率が高い。
そうなったときは、突然衣食住を失った猫たちが、徘徊し始め一気に大問題に!!
そして、悔しいのは、TNRなんて何の解決にもならない!
と思われてしまう。
何より、残された猫たちの悲惨さは言うまでもありません。
帰らぬ主を待ち続け、放浪し力尽きていくのです。
寒さ厳しい飛騨ではなおのこと。
そんな3年を過ごした現在、一生懸命になってくださったご親族。
依頼を受け、監視カメラを使ってあらゆるところをチェック
1か月かけて、残っていた2匹を保護しました。
朽ちた床の隙間から室内に入れたごく少数だけが冬を越せたのかも知れません。
天井裏には、子育ての跡もありました。
険しくおびえ切った表情の2匹。
でも、先に保護された女の子はすぐに甘えてくれるようになりました。
開催中だったオリンピックから、
コル 茶トラの男の子
ティナ キジ白の女の子
と名付けました。
ティナは猫エイズキャリアでしたが元気です。
一度見かけた三毛猫はその後姿を現しませんでした。
最近はこうした遠くのご親族、しかも第2世代が後片付けに追われる、ということが増えています。
私たちも、直接の当事者でない方の大変さを思うと、負担もお願いしにくい気がします。
そして何より、その多くが命を落としたであろう事態に落ち込まずにはいられません。
どうか、心配なお宅が近くにあれば、早期にご相談ください。
まだお元気なうちから、準備しなければならないことがたくさんあります。
コル・ティナがどうか幸せを掴めますように
こうした子を産まない社会になりますように
皆さんのお力をお貸しくださいm(__)m
#猫保護 #TNR #もふっこひだ




